自律神経失調症について

自律神経失調症の背景には、交感神経と副交感神経の働きのバランスが乱れてしまうことがあります。自律神経のバランスが崩れやすい場面として代表的なのが、強いストレスを感じているときです。
人によって差はありますが、ストレスがたまると体は緊張状態になり、交感神経が活発に働くようになります。交感神経は、緊張したときや活動しているときに優位になる神経で、プレッシャーや不安を感じる場面では特に強く働きがちです。
それに対して副交感神経は、体がリラックスしているときに優位になります。たとえば、学校や仕事を終えて自宅でくつろいでいるときなどは、副交感神経が働きやすい状態になります。
神経のバランスが崩れる原因
本来は、交感神経と副交感神経がバランスよく切り替わることで、心と体の調子が保たれています。しかしストレスが続くと交感神経ばかりが働くようになり、そのバランスが乱れてしまいます。
また、ストレスだけでなく、将来への漠然とした不安を抱え続けることも、自律神経の乱れにつながります。「この先どうなるのだろう」といった不安を長く感じていると、心身が緊張状態から抜け出せず、自律神経失調症を引き起こすことがあります。
自律神経失調症の症状

現れる症状は人によってさまざまですが、やる気が出なくなり、普段の行動が難しくなることがあります。これまで普通に通っていた学校や職場に急に行けなくなり、数日から1週間ほど休んでしまうケースも見られます。
そのほか、頭痛や耳鳴りといった症状が出ることもあります。これらは別の原因で起こることもありますが、検査をしても異常が見つからない場合には、自律神経の乱れが関係している可能性も考えられます。
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